FC2ブログ

2018年7月18日に東京新橋の鮨処うお倉さんを訪ねました。

【葛ソムリエが、葛を旅する。】

葛ディスカバリー

2018年7月18日に東京新橋の鮨処うお倉さんを訪ねました。

20180718うお倉外観

鮨処うお倉は新橋に店を構えるお寿司屋さんです。
「知らないうちに年取っちゃったよ。」と笑うのは68歳の菅田さん。
18歳からこの道に入られ今年でちょうど50年になります。

20180718うお倉すがさん

くずきりを提供し始めたのは16年前。
満足のいくくずきりを出すまでにはかなりの時間がかかりました。
そもそも東京では葛粉を使った葛もちも珍しく、葛きりとなるとマロニーやところてんだと思っているから、本物の味がわからないのだそう。

くずきりの作り方もわからず、何年もかかってやっとできました。
でも、「わかったらあんな簡単なものはないよね。氷水とお湯さえあればできちゃうんだから。」とくずきり担当の小駒さんが笑いながら話してくれました。

20180718うお倉まーちゃん


ただ、簡単なものほど難しいものはない。
材料も作り方もシンプルだけれど、かきまぜ足りないと舌触りが良くなく、ざらつくし、それがお客様にばれてしまうのだから大変です。
作り置きができるのかと思ったけど、作りたてでないと食べられない。
細く切るのも難しいと思っていたけど、後から三つ折りにして切ればいいと言うことがわかったり、最初は何から何まで難しく、安定しておいしい葛きりを出し続けるのは大変なことでした。

でも、できてしまうと、簡単なんですよね。
「簡単なんです。そこまで行くのに何年かかったか。」

20180718うお倉くずきり

タイ風あんみつもやってみたけど、本物を出し出すと、結局はシンプルナものが人気。
黒蜜も天極堂のものを買えばいいと思ったけれど「黒蜜を買ってしまったらうお倉の味にはならないよ」という一言で、自分で作ることになりました。その黒蜜の研究にも長い時間がかかったそうです。

黒蜜、混ぜ方、作り方、厚み、切り方、幅、器、出し方…
まだまだくずきりの研究は続きます。

「これでいいやと思ったら、それまでだよね。」

くずきりの研究はまだまだ続くようです。

20180718うお倉看板

天極堂の『葛きりのおいしいお店』として選ばせていただいた所、「本当にうちなんかがいいんですか?」と聞いてくれましたが、間違いなくうお倉が、くずきりのおいしい店の一号店です。

天極堂に比べて薄く、補足、繊細なくずきりがうお倉の特長です。

20180718うお倉内観

うお倉での最後のデザート「くずきり」を楽しみにするお客様が増えますように。

20180718うお倉のれん
14:33 | 葛ソムリエ | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
東京日本橋の榮太楼総本舗さんを訪ねました。 | top | 2018年7月19日に静岡県の葛布について、小崎葛布さんを訪ねました。

comments

post a comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

この記事のトラックバックURL:
https://kudzujiten.blog.fc2.com/tb.php/185-03a01bb5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)