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2018年5月22日 葛の旅で福井県の熊川宿資料館を訪ねました。

【葛ソムリエが、葛を旅する。】

葛ディスカバリー

2018年5月22日 葛の旅で福井県の熊川宿資料館を訪ねました。

20180522資料館正面

ここは昭和15年に熊川村役場として建てられた建物で、熊川宿と鯖街道の歴史を見せてくれる資料館です。

20180522資料館 女性

資料館の河合さんに内部の説明や歴史など、熊川について丁寧に説明をしていただきました。

20180522資料館 内部

熊川は直線距離で京都まで50km。
「京は遠ても十八里」という言い回しは良く知られています。

もとは京都の隠れ家的な存在で、40戸ほどの小さな町でした。
信長の浅倉攻めの時「小豆の知らせ」で慌てて帰ったのが鯖街道なのです。

20180522資料館 眺め

小浜城主が浅井長政になった時には街道として繁栄し、熊川に行けばどんな仕事もできるのだと移り住む人が増え、200戸の大きな町になりました。
実際に商売をする人が多く、YMCAの創業者や菊乃井の村田家などはこの地域から排出されているそうです。

20180522資料館 社長+女性

貴重な資料と共に、葛粉作りに関する道具も保存されています。

20180522熊川葛 道具

大蔵永常の書いた製葛録とともに、葛を研ぐための木桶や、乾燥させるためのコジュウタなど、当時使われていた葛粉作りの道具が紹介されています。

20180522熊川葛 箱

葛は京都の和菓子屋や料亭で使われることが多く、箱に納められた物も展示されていました。

20180522熊川葛 コンテナ

今はダンボールやプラスチックが多く使われますが、当時の荷物は木の箱に詰められて運搬されました。

熊川での葛粉作りは、農家が葛の根を掘って、晒し屋さんが葛粉に晒し、京都に売られていました。
石灰を採っている山が多く、他の山より良い葛が採れると言われていたそうです。
葛粉作りは3カ月働いたら1年間食べることができると言われていましたが、農家の減少と共に葛根を掘る方もいなくなり、葛粉作りも途絶えてしまいました。

熊川では町おこしの為、数年前から葛粉作りを復活させています。
商業用ではないものの、今も有志が集まって葛粉を作っているそうです。

20180522井戸

熊川の歴史、変遷、偉人、生活の知恵など、様々な紹介をしていただける資料館。
まずは資料館で説明を聞き、その後に熊川宿をまわると、より一層熊川宿の魅力を味わえる事と思います。

20180522資料館前 社長

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