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吉野本葛の成分

吉野本葛は「葛でんぷん」という表示からもわかるように、「でんぷん」です。ご飯やパンと同じように一般成分のほとんどが炭水化物です。たまに「寒天と同じでエネルギーがないんでしょ?」とか、「ダイエットにいい」と思っている方もいらっしゃるようですが、他のでんぷん(片栗粉やコーンスターチなど)と同じく私たちの栄養源となるものですので、ご注意ください。

他のでんぷんとの違いは灰分や繊維質がやや多いということです。これは、吉野本葛の製造方法が吉野晒という古典的な方法によるものだからだと推測されます。工業的な製法に比べ、篩別と晒しの工程のみでは精製に限界があるのでしょうが、真っ白に精製された上白糖よりも黒糖のほうがミネラルが豊富で風味もあるように、吉野本葛に灰分や繊維質がやや多いということは吉野本葛の良い特徴ではないでしょうか。

また、この微量成分には他のでんぷんにはないたくさんの有効成分が含まれています。

吉野本葛の原料であるクズの根は昔から「葛根湯」など生薬の原料として用いられていることは良く知られています。クズの根に含まれる薬効成分としてはダイゼイン、ダイズイン、プエラリンなどのイソフラボン誘導体があり、風邪の症状に効く発汗、解熱、鎮痙作用をもつことが知られています。また、近年の研究ではイソフラボンは骨粗鬆症予防、更年期障害の軽減、高コレステロールの抑制効果など様々な効果があるとも言われています。

吉野本葛はクズの根を精製して製造するため、これらの有効成分もほとんどは存在しないのではないかと思われていましたが、分析の結果ダイゼインやプエラリンはもちろん、水易溶性のダイズインも検出されました。クズの根の中にはかなり多量のダイズインが含まれているため、水晒しによって大部分が流れてしまっても、まだでんぷん中に残るのではないでしょうか。

これらの有効成分の存在はマメ科の植物であるクズから作られた吉野本葛(葛でんぷん)特有のものなのです。吉野本葛ってすごいですよね。

天極堂通販サイト「吉野本葛」

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