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2018年4月15日(日) 『葛のつる工芸』を体験!

2018年4月15日(日) 丹波の湯の遊工房で『葛のつる工芸』を体験してきました!

20180415葛のつる工芸

天極堂でも葛のつる工芸(葛のつるでかごを編む)イベントを行っていますが、私たちはまだまだ初心者。そこで、イベントを開催するにあたって2年前から葛のつる工芸を兵庫県へ勉強しに行っています。

今回は先生方(葛のつる工芸研究会)のインタビューも兼ねており、平成3年(27年前!)の発足当時の話や、18年前に天極堂奈良本店で葛のかご作りをイベントで行った話しなど、お話も沢山伺いました。

2時間ほどインタビューした後、特別授業で『みだれ編』を教えていただきました。

20180415葛のつる工芸みだれあみ

始めのわっかをきちんと作れていれば、後は上下交互になるように編み進めていくだけ。
説明は簡単ですが、実際してみるとなんだか難しく、穴の感覚がまちまちになったり、ゆるんで来たり。

でも、先生が少し手直しすると、ちゃんとしっかりしてくるから不思議です。

20180415葛のつる工芸材料の葛のつる

このつるが、かごになっていくなんて、本当に驚きです。

下井店長も真剣そのものです。

20180415葛のつる工芸1

米田さんは3度目の参加で、少し慣れています。
やはり、何度も何度も自分で繰り返し作ってみないと、一度話を聞いた程度ではなかなか思うものは作れないです。

20180415葛のつる工芸5

仕上げに持ち手を付ければ完成です。

20180415葛のつる工芸6

先生はご自身の作品を販売してもいるのだけれど、「かごは自分で編むのが一番。自分でしないともったいない。ちょっと葛を引っ張ればどこにでもつるはあるのだから、利用しなくちゃ。基礎を何度か学べば、後は自分のアイデアでいろんなものができるから。」

20180415葛のつる工芸7

ほんと、こんな素敵なかごが自分で作れるのだから、楽しまないと損ですね。

午後からは通常通りの葛のつる工芸教室。

20180415葛のつる工芸8

6本の縦芯に縄編みで葛を巻きつけたら、2本を1つにして側面を編み上げていきます。

20180415葛のつる工芸9

芯の方を編み込んでしまったり、つるの継ぎ方を教わったり、無心になって編みました。

20180415葛のつる工芸10

少し先生が手直ししてくれただけで、なんだか素敵なかごに!!

20180415葛のつる工芸11

そして出来上がり。2時間ほどで編みあげることができました。

20180415葛のつる工芸12

こんなに素敵なかごを自分で作れるなんて、最高ですよね!

でも、やはり重くのしかかるのは材料となる葛のつるを確保する問題。
材料が雑貨店や手芸屋さんで売っていればよいのですが、葛のつるを売っている店はありません。
つるは寒の時期に自分たちで採りに行きます。
つるを編むのは楽しいけれど、つるを採るのは思っている以上に大変な作業。
先生方も年齢が上がるにつれ、つる採りが大変なのだそう。
だから、葛のつる工芸というイベントには参加するけど、自分でくずを採りに行ってまで編む人は少なく、ましてや教室をするというのも大変で、次の世代に受け継ぐのはとても難しいことのようです。

最大で50名もの会員がいた葛のつる工芸研究会も今では先生方お二人だけ。

丹波市の皆さん!つる工芸を活性化しませんか?
身近な植物でこんな素敵なものを作れるなんて、最高ですよ!

「『葛のご縁』で長い間遊ばせていただきました。
友達もいるし、いろんな所に行きました。
小学校で教えた子供たちからもらった手紙は今も大切な宝物です。
良い思いをさせてもらった。」

そう話してくれた道家先生。

へたくそな私たちに毎回丁寧に編み方を教えてくれる鯉ノ内先生。

そんな先生方の意志を継ぐ人が現れて、この研究会がまだまだ続くことを心から祈っています。

20180415葛のつる工芸先生と

13:51 | 葛のつる工芸 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

2017年9月20日『田村薬品薬草園見学と葛のつる工芸ツアー』

2017年9月20日の葛の日に合わせ、『田村薬品薬草園見学と葛のつる工芸ツアー』を開催いたしました。

参加者15名で、うち11名が葛ソムリエの方々です。

9時55分に近鉄御所駅を出発し、田村薬品工業の薬草園へ向かいました。

総務の方にご挨拶いただいた後はいよいよ薬草園の見学に出発です。

スタッフ下井がツアーの旗を手作り♪

20170920出発

入口では皇太子殿下が植樹された時の話などをお聞かせていただきました。


20170920入口

ダイダイは落ちずに何年も実を実らせたままでいることから「先祖代々」とかけて、縁起物として使われることの多い植物。

などなどお話を聞きながらしばらく進むと、「キハダ」が。

20170920キハダ

「キハダ」の樹皮を削ってもらい、みんなでなめてみました。

苦い!

20170920キハダをなめる

その後、「ステビア」の葉をなめてみると、

甘い!!!!

ただ見るだけではなく、いろんな楽しみ方をさせていただきました。

20170920ステビア

藤原京の時代にも薬草の研究がされていたそうで、木簡も発見されているそう。

20170920藤原京薬草園

薬草園は広く、どんどん進んでいきます。

20170920薬草園見学

もちろん「クズ」もあります。

小さいけれどお花も咲いていましたし、風向きによってはとても良い香りを楽しむことができました。

20170920葛

金剛葛城山系には様々な植物があるのですが、心無い方が採って帰ってしまうことがあるそうで、保存と研究のためにこちらに植えることになったそうです。

20170920金剛葛城植物

普通お料理で使うシナモンとはまた違う木だそうですが、根っこはシナモンの香り。
みんなで匂いを嗅いでみました。

20170920ニッケイ

薬草園の隣には広大な土地に「シャクナゲ」が植えられています。今は秋なので、次は花の季節(ゴールデンウィーク前後が見頃だそうです)に来てみたいですね。

そして蓮の池。

20170920蓮


本当に様々な植物を見せていただき、お話も沢山伺うことができました。

田村薬品の皆さま、本当にありがとうございました!!


さて、バスに乗り込み、次は飛鳥彩瑠璃の丘天極堂テラスへ。

まずはこのツアー参加者の為だけの特別なランチを召し上がっていただきました。

そして13時からはいよいよ葛のつる工芸の始まり。

20170920つる工芸見本

今回のつる工芸でも、皆さん思い思いに素敵な作品を仕上げていかれます。

20170920つる工芸作業中

基本の編み方を教えるのは同じなのに、皆さん大きさも形も風合いも違う作品ができるのが面白いですよね!

20170920くずまんと

天極堂のイメージキャラクター「くずまん」くんも葛のつる工芸を見に来てくれました。

20170920集合写真

今回のツアー参加者は埼玉、愛知、大阪、兵庫など遠方から参加いただいた方が多く、泊りで来ていただいた方もいらっしゃいます。

皆さん、素敵な良い思い出を持って帰っていただけてると嬉しいです。

参加いただいた皆様、田村薬品の皆様、バスの運転手様、丸一日かけてツルの準備をしてくれたスタッフにも感謝です。

本当にありがとうございました。

来年も素敵な企画を考えますので、是非ご参加くださいませ。
12:19 | 葛のつる工芸 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

葛のつる工芸教室開催

2016年10月22日(土)、葛のつる工芸教室を開催しました。

20161022葛のつる工芸教室6

天極堂は『吉野本葛の専門店』、あるいは『和菓子屋』だと思っている方が多いのですが、
本業は『吉野本葛製造業』を中心とした和食材の製造メーカーなのです。

自社で吉野本葛を作って問屋や和菓子屋に販売していたのですが、
和菓子屋さんの減少に危機感を感じ、自社で吉野本葛専門店を作ることになりました。

吉野本葛からは様々な和菓子や和食を作ることが出来ます。
和にとどまらず、最近ではお客様のライフスタイルに合わせ、
ロールケーキやパウンドケーキといった洋菓子も作れるようになりました。

さて、その『吉野本葛』は何からできているのか。

実は『クズ』という植物の根からできているのです。

そしてその『クズ』という植物からも実に色々なものができるのです。
花はポプリやハーブティー、つるからは繊維がとれ、布を織ることが出来ます。

今回はその『葛のつる』を使って、かごを編む教室を開催いたしました!

『葛のつる工芸』は葛のランチ付で3000円。
さて、高いでしょうか安いでしょうか。
葛のつるはどこにでも山に行けば生えています。
言ってみれば原料は「タダ」です。
それにお金を取るって、どうでしょう…。

でも、実際にそこらへんに生えている葛のツルを採ることがどんなに大変か!!!

20161022葛のつる採取3

20161022葛のつる採取2

写真は真っ直ぐな編みやすいつるを探して砂利の上のつるを採取しているところですが、
ねじれたつるや、太いつるを採取するには山の斜面に生えているつるを引きずりおろしました。
あまりに大変過ぎて、また、夢中になって、写真を撮り忘れたことを後悔しました。

20161022葛のつる採取

4人がかりで半日かかって6人分のつるを取ることが出来ました。

実は、そんなに大変だったことは多く語らず、いざ、つる工芸教室のはじまり、はじまり。

20161022葛のつる工芸教室3

やりだすと、皆さん、かなり集中。

20161022葛のつる工芸教室4

無口になって、黙々と。

20161022葛のつる工芸教室5

段々形になってきました。

20161022葛のつる工芸教室1

最後の仕上げになると、ああでもない、こうでもないと言いながら。

20161022葛のつる工芸教室2

とっての留め方や、つる選びにも個性が感じられます。

20161022集合写真

きらりと光る、自分だけのかごが編み上がりました!

材料集め、大変でしたが、とても楽しかったですし、
教室を開いて編んでいただいている間もとても楽しかったです。

自分が編んで楽しかったので、ぜひ他の人にも編んでもらいたい、楽しみを共有したいと思いましたが、
大成功だったのではないかと自己満足です。

もし機会があればこのような葛のつる工芸の機会を増やしていこうと思いますので、
御参加いただける方はぜひお声かけください。【飛鳥彩瑠璃の丘天極堂テラス】

次回の教室開催の際にご案内させていただきます。

また、最後になりましたが、私たちにつる編細工を教えてくださいました鯉ノ内先生、本当にありがとうございます。

今回講師を務めさせていただきました私たち3人は、まだまだ初心者です。
もし兵庫県へ行かれる方は、是非鯉ノ内先生の教室に行ってみてください。
優しく、楽しく、とても丁寧に教えていただけます。
また、教室が終わったらお風呂にも入れますので、オススメです。

鯉ノ内先生の教室は、丹波の湯で行われています。

17:08 | 葛のつる工芸 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

『葛のつる編細工』を習ってきました!

2016年7月17日(日)、店舗スタッフと事務員さんと企画室の川本で『葛のつる編細工』を習いに行ってきました。

場所は兵庫県の『丹波の湯』

天極堂の顧問である神戸大学名誉教授の津川先生からずっと話を聞いていた鯉ノ内先生にお会いできて、本当にうれしかったです。

鯉ノ内先生らのお話はこちらのブログも読んでください。
葛のつる工芸研究会発足の頃



さて、話を元に戻し、『葛のつる編細工』です。
奈良県から2時間、丹波の湯に着きました。
お風呂があるので、地元の方々がくつろいでいるロビーの奥に、葛の蔓工芸の作品がありました。

葛の蔓工芸1

いざ、体験!とロビーを抜けると、薬草公園が。

葛の蔓工芸2

部屋の中には今日の作品『涼しいかご』の見本が置かれていました。

葛の蔓工芸3

葛の蔓工芸がいよいよ始まりました。
今日の材料はこれ。
太くて短いつるが8本、もっと短いのが1本、長いつるがくるくる巻かれて3束かな?

葛の蔓工芸3-1

まずは太いつるで底作り。

葛の蔓工芸4

それを芯にして蔓を編んでいきます。
今日のテーマは「涼しいかご」なので、網目は大きめ。
のはずが、私はきつく編んでしまいました。

葛の蔓工芸5

二人も一生懸命編んでいます。
3人それぞれ個性が出ます。

葛の蔓工芸6

そろそろ終わり。
縁を編んでいきます。

葛の蔓工芸7

完成!
なんだか先生の作品とは違いますが、2回目にしては上出来かな?

葛の蔓工芸8

他にも教室にはたくさんの作品が展示してありました。
次はどんな作品が出来るのかな?

葛の蔓工芸9

月に一回教室があるので、1年たったら一人前でしょうか。

葛の蔓工芸11

最後に鯉ノ内先生も一緒に記念写真を撮らせていただきました。

葛の蔓工芸10


所用時間30分オーバーとなってしまいましたが、
葛の蔓編細工だけでなく、ピナツボ噴火の時の葛の種厚めの話しや津川先生との話などたくさん葛の話を聞けて、本当に楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございます!

また習いに行きます♪

17:28 | 葛のつる工芸 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑